遊戯王シャドーボックス 極星天グルヴェイグ
こんにちは、あらたなです。
今回は遊戯王の「極星天グルヴェイグ」のシャドーボックスを作りました。
今回は過去最高の8枚で作りました。
自分で言うのもアレですが、かなりいい出来ではないでしょうか?
細かく作れていますし、違和感の感じるところも特にないと思っています。前回までの作品よりも明らかにレベルアップしていると自負しています。
今回はとにかく丁寧に作る事を意識しました。あまり動きのある絵ではないので、前作の「スクラップ・ワイバーン」よりも迫力を出すのは難しいです。
なのでパーツを多くし、出来る限り上手に、綺麗に作ることで、少しでもレベルの高いシャドーボックスを目指しています。
その甲斐もあって今まで作ってきたシャドーボックス の中で最高傑作が出来たと思います。パーツの1つ1つは綺麗に切れていますし、貼り付ける際にズレたりもしていません。立体感も十分にあります。
特に工夫したのはスカートと両手です。
まずはスカートの部分、白い部分と金色の部分はわざと高さを少し変たうえで分けてつけました。
白い部分よりも金色の部分の方を少し高くしようとしたのですが、白の上にそのまま金色を乗せるとカードの厚みのせいで高低差が大きくなってしまいます。なので今回は白と金の間の黒い部分で分けて切り、そのあとパズルのように付け直しました。その時少しだけ金色の部分が高くなるようにつけています。
このようにつける事でより本物に近い立体感を出す事が出来たと思います。
次に両手の部分、絵の通り指を槍の上に掛かるように組み立てました。
特に右手はかなり難しかったです。説明するのは難しいのですが、指を槍の上に、手首を槍の下に、肘を胸の鎧の下になるようにしました。
そのために指の部分をかなり曲げたり、細かく切ったりと難しい作業が目白押しでした。
ですがこれも、する事でよりリアルになり、迫力もましたと思います。
上の二つの様に自分でもよく出来たと思う点が沢山ありますし、逆に失敗したと感じたところはほとんどありません。シャドーボックスを始めて3ヶ月が過ぎましたが、上達したこともあってミスはほとんどしなくなりました。
これからはどれだけ切る、曲げる、貼るなどの精度を上げられるか。
それとどれだけ工夫を凝らす事が出来るかが勝負になってきます。
今回の作品で言うならば、白い服の部分はもう少し何か出来たかもしれません。上半身は一枚で服を作り、その上から鎧をつけただけです。
イラスト自体に特に何も描かれていないので、何もしない方が正しいのかもしれませんが、微妙な凹凸が布の質感の表現に作用します。もう少し重要視するべきでした。
あと今後は作業中の汚れに気をつけたいです。シリコンボンドがカードについてしまったり、自分の手汗や手の油がついて汚れてしまったりで、汚れてしまう事が多々あります。
ボンドの汚れは上達すれば無くなっていくと思いますが、手汗はそうはいきません。
私はかなりの汗っかきです。昔ちょっとした検査を受けた事がありましたが、病気レベルとは言いませんがかなり重度の汗っかきでした。
今後は左手に手袋を嵌めるなどして対策しようと思います。
あとはツヤ出しのスプレーやレジンを使ってみたいです。特にレジンは使うことができれば表現の幅が広がります。
今回の作品で言えば、目の部分や身体中の青い宝石、名前の横の宝石の部分では確実に使用します。
単純な円形だけでなく、もっと細かい形も出来るようになれば細かい凹凸なども表現出来るかもしれません。
ですが一方でカードだけで表現するのも一つのこだわりの様に感じます。もちろんボンドやペンは使っていますが、作品として見せる部分はカードのみに統一するのも私は好きです。
取り敢えず今後使ってみてからこれからのシャドーボックスの方向性を定めていきます。
次の作品は遊戯王カードではなく、父の依頼でポストカードを使ってシャドーボックスを作ります。清水寺の風景ですが、人が何人か描かれているので、今までの作品とはかなり違います。なのでうまく作れるかわかりません。
出来が良かったらブログやTwitterに載せようと思います。
読んでくださりありがとうございました。