温め直したご飯の方が、炊きたてよりも優れている件について
こんにちは、あらたなです。
今回のお題で「私の推し米」についての記事を書こうと思ったのですが、考えてみても特にお米にこだわりがありませんでした。
いつも食べているお米の品種すら今さっき知りました。ちなみにあきたこまちだそうです。。
なので今回はお米自体ではなく、私の考えるお米の美味しい食べ方について書いていきます。
突然ですが皆さんは、
炊きたてのご飯と
少し冷めて固くなり、それを温め直したご飯、
どちらが好きですか?栄養価やお金などを考えず、味や香りや食感などだけで考えてみてください。
多くの人が炊きたてのご飯の方が美味しいと感じているみたいですが、本当にそうでしょうか?
私は後者の温め直したご飯の方が優れていると思っています。もちろん固くなりすぎると食べられませんが、程よく固くなったものが一番だと思います。
その理由は、温め直したご飯の方がおかずによく合うからです。
ご飯単体で食べるのならば炊きたての方が美味しいと私も思います。ほぼ全ての面で炊きたての方が優れていると私も認めています。
ですが普段、ご飯単品だけで食べますか?普通はメインの肉や魚などの味の濃いものと一緒に食べますよね。
ご飯(白米)は主食です。主食とはお腹を満たす事が第一の目的で、次に栄養価、価格などが重要になってきます。もちろん不味いのは困りますが、それなりに美味しければ問題ありません。
一方で食事全体の方向性、味を決めるのは主菜、メインディッシュの役割です。一般的には主菜の料理によって料理名や料理の分類が決まりますし、主菜によって主食を決めていると思います。
言い換えれば主食は主菜と一緒に、というよりむしろ主菜で食べるもので、主食単体の美味しさはあまり必要ありません。
つまりお米にとって大切なのは個の味ではなく
主菜にどれだけ合うか?
という事です。
この条件で考えると、炊きたてのご飯は適さないというのが分かるでしょうか?
炊きたてのご飯は水分量が多くて味が濃く、香りも強くてホカホカに熱くて確かに美味しいです。
ですが水分量の多さは他の食材の味を薄くしてしまいます。
味や香りが濃いとメインの味や香りを邪魔する事もあります。
ご飯が熱いと舌が機能を落として主菜の味をじっくり味わえません。
特に熱さは大きな問題です。味の濃い焼肉やステーキのようなお肉を食べる時ってご飯を口いっぱいに食べたくなりませんか?ですがご飯が熱いと思いっきり食べられません。口を火傷してしまいます。
一方で温め直したご飯は炊きたてのご飯よりも温度が低く、水分量が少ないので肉汁やソース、または味噌汁などの汁物やカレーなどにも良く合います。
味の濃いものは特に炊きたてのご飯と相性が悪く、逆に温め直したご飯とは良く合います。
勿論ですが、炊きたてのご飯の方が主菜に合う場合もあります。それに丼ものや炊き込みご飯のようにお米自体がメインの料理でも炊きたての方がおいしい場合がほとんどです。
ですが、基本的な形態の食事の時は炊きたてのご飯よりも、温め直したご飯の方が優れていると思います。
この事を長年家族に言い続けているのですが、全く聞いてくれません。同じものを食べているはずなのに、私以外は全員完全なる炊きたて派です。
その結果私だけ、夜ご飯に朝炊いたご飯を食べ、次の日の朝は夜の残りのご飯を食べています。もちろん私的には嬉しいのですが。
とは言え自分の意見を受け入れられず、逆に私の事を変だと言われるとこちらも黙ってはいられません。好みは人それぞれ自由だとわかっていますが、その一方で譲れないものもあります。
皆さんはどっちの方が美味しいと思いますか?
この記事を読んで温め直し派になってくれた人がいると嬉しいです。
読んでくださりありがとうございました。