遊戯王シャドーボックス 「空牙団の飛哨 リコン」
こんにちは、あらたなです。
久しぶりにシャドーボックスが完成しました。
今回は遊戯王の「空牙団の飛哨 リコン」を作りました。今作は8枚で作っています。
今回の作品は今までで1番丁寧に作れたと思います。パーツ数も多く、立体感や迫力も十分です。
メインのキャラ以外の小物もたくさんあって、パーツ量や重なりが多いですが、リアルな立体感に仕上がりました。
今まで作ってきたシャドーボックスのなかでは最高レベルの作品になりました。
今回の作品でこだわったポイントの1つが髪の毛の立体感です。
写真を見れば分かると思いますが、写真中央の髪の毛の部分は、段差になっている1段目と3段目が繋がっています。
髪の毛のパーツを一部切り離して、その間にもう一つ髪の毛のパーツを差し込んで作りました。
簡単そうに見えるかもしれませんが、立体感を出すために曲げてある紙の間に、ズレのないように紙を接着させるのはすごく難しかったです。
私の使うバスボンドは乾くまでに多少時間がかかるので、その間はピンセットでずっと抑えていました。
二つ目のこだわりは目の部分です。
スマホの写真だと分かりずらいですが、まぶたの中に目玉が入っているように作りました。
レジンなどを使えばそこまで難しいことでもないのですが、カード以外の材料を使うのは私にとってはあまり気が進みません。
今回は目玉の部分を切り抜いた顔を貼り付け、その中に別のカードからとってきた目のパーツをはめ込みました。目のパーツは出来るだけ丸みを帯びるように曲げています。
他にも体全体のパーツもかなり細かくたくさん作れました。パーツ数の関係で、望遠鏡が異常に難しかったです。
一方で気に入らない部分、失敗した部分も沢山あります。
一番大きな失敗は、尻尾の部分を1枚で簡単に作ってしまったことです。その上切り方もかなり甘いです。
これ以上立体的にするにはどうすればいいか分からなかったのと、手持ちのカードの枚数的に足りるか分からず、尻尾に使う分のカードをケチったのが原因です。
とはいえどうやって作れば良かったのかが未だ分かりません。
また、これも写真では分かりずらいですが、剣もカード1枚のみで作られていて、全く立体感がありません。本来ならば持ち手、剣のつか、鞘の三段階の高さが必要です。
その他細かい部分の切り口や曲げ方にも雑なところが沢山あります。
それに猫の髭や髪を結ぶリボンは、細すぎて今の私には手をつけられませんでした。
自分の実力不足が嫌になります。
ですが何よりダメだったのは、この作品を作るのに時間がかかり過ぎた事です。年末年始を挟んでいたので忙しかったのもありますが、1ヶ月近く掛かりました。
最低でもこのレベルの作品は10日以内に作れるようにならないといけません。
今後も遊戯王カードでシャドーボックスを作るつもりですが、これからは作るスピードも意識していきます。
その為に、長時間集中して作業する事を目指していきます。
読んでくださりありがとうございました。