遊戯王シャドーボックス 光霊使いライラ
こんにちは、あらたなです。
今回のシャドーボックスは遊戯王の「光霊使いライラ」を作りました。今回は7枚で作っています。
今までの作品とは一段違う作品ができたと思います。今まで以上に細かく、丁寧に切ったので、すごく綺麗に出来ました。
切り残しや切り口の白い部分などはほとんど見えません。写真写りは悪いですが、折り曲げることで出来た光沢がちょうどいい具合にでていて、ツヤ出しのスプレーなどを使わなくても問題ないと思います。
特に自信があるのは右腕の辺りです。
腕がちゃんと袖の中から出ているように見えますし、杖を握る手にも違和感はありません。
袖の部分のパーツをかなり曲げて、袖の内部に空間を作ったことでリアルな立体感が出来ました。いつも通りのやり方では上手くいかなかったので、両腕は胴体とは別に手首と袖を完成させ、その後つけています。
杖の左右に付いている、先に毛の付いた鎖のところも個人的に満足のいく出来になりました。
細くて切るのが難しいのも勿論ですが、一番大変だったのは接着です。
構図出来にはかなり手前に来ているので高くしなければいけないのですが、土台を作るにはパーツ自体が小さすぎます。右側は袖に重なっているのでまだなんとかなりますが、左側は7枚では確実に足りません。
なので杖の輪っかと重なる部分のみで支えなければいけないのですが、重なっている部分が小さすぎて支えられませんでした。
なので出来る限り鎖部分を軽くするためにカッターでカードを剥がした後、鉋がけのようにカッターでギリギリまで薄くしました。力をかけると破れてしまうので難しかったですが、なんとか綺麗にくっついてくれました。
髪の毛にも今まで以上に拘りました。
写真だと分かりずらいと思いますが、今回は髪の毛を3段に分けて作って立体感を出しました。少し前髪が浮いている気がしなくもありませんが、そこまで違和感はありません。
細かい作業が必要ですが、やって良かったです。
一方で改善点は顔、具体的には目と口です。
今までは薄く切った目のパーツを貼り付けて少し盛り上げていたのですが今回はしませんでした。
実際の人間の目は、目の中心は少し前に出ていますが、実際には顔の皮の内側から出ています。そう考えると目だけを前に出すのはおかしいですよね。
なのでリアルに作るならば、顔の土台に目をつけて、その上から目を(今回は口も)くり抜いたマスクの様なパーツをその上からつける必要があります。
実際にやってみたのですが、どうしても汚くなってしまい、最終的に諦めました。
レジンなどを使うという手もありますが、カードだけで作りたいですし、目が飛び出してしまうことも改善しません。何か考える必要があります。
他にも髪の毛の細かいところの切り残しや、迫力不足、あとは作るのに時間がかかり過ぎるなど、まだまだ沢山の問題があります。
ですが最初と比べると見違えるくらい上手になったと自負しています。
作る事自体が楽しいので、これからも作り続けていきます。
現在は知り合いに頼まれたものを作っています。ディズニーの物なので著作権が厳しいのでブログには載せませんが。
読んでくださりありがとうございました。