遊戯王シャドーボックス 「聖刻龍ートフェニドラゴン」
こんにちは、あらたなです。
今回のシャドーボックスは遊戯王の「聖刻龍ートフェニドラゴン」で作りました。今回は8枚で作っています。
今回の作品は今までで1番時間が掛かりました。それに小さなパーツが大量にある上に、同じ様なパーツばかりなのでモチベーションの低下も著しかったです。
今回の作品で1番気に入っているところは手の部分です。
小さなパーツですが、指の位置による立体感を上手に再現できたと思っています。
本来は爪のパーツをさらに重ねようとしたのですが、やってみると微妙な違和感があったのでやめました。
一方でこの作品は今まで以上にどうすればいいか悩むところが多かったです。一つ目は顔の部分です。
人型のキャラの顔は基本的に平らで凹凸が少ないですが、ドラゴンなどは口が前に出ています。それにこのイラストはドラゴンの口が開いていて、口の中は凹んでいます。
今回は写真のように口をくり抜いて作りました。それに多少ですが、口の辺りが前に出るように曲げています。
ですが本来の顔の形に比べるとまだ立体感が足りません。シャドーボックスで作ろうとすると今のわたしにはこれくらいが限界ですが、どうにかしてもっと凹凸を大きくしたいです。
二つ目は翼の部分です。
この絵の翼は本来光の放出によって形作られているので、明確な輪郭が在りません。元のイラストでは少しずつ薄くなるように描かれています。
ですがシャドーボックスのする場合は明確に切り取らなければなりません。
仕方がないので今回はなんとなくの色の明暗で境界を定めてで切りました。切った当初は違和感を感じていたのですが、完成してみると意外と様になっています。多分元の絵を知らない人が見れば何も思わないんじゃ無いでしょうか?
3つ目は体全体の鎧です。
今回は本来の形に近づくように、白い肉体部分を先に作り、そこに黄金の鎧を着せるようにつける事を心掛けました。
鎧のパーツは尻尾の部分含めて全て個別に作っている上に、裏面を剥がして薄くしたり、モデラーで曲げたりとかなりの労力をかけました。
ですが特に工夫したようには見えませんね。すごく時間がかかった割には普通の出来になってしまいすごく残念です。
多分鎧の重厚感が足りないのだと思います。ですがどうやったら金属の重みや質感が出るのかが分かりません。これも今後の課題の一つです。
他にも色々と微妙な点があって、あまりいい出来だとは思っていません。技術的な問題もありますが、このイラストはあまりシャドーボックスには向いていないとも感じました。
それに私は人型のイラストの方が好きみたいです。作っている時のモチベーションもかなり違います。
今回でドラゴンに苦手意識を持ってしまったので、当分は人型のイラストばかりになるかもしれません。
次は遊戯王以外の、母にもらった絵で作るつもりですが、今後も遊戯王カードでたくさんのシャドーボックスを作っていきます。
読んでくださりありがとうございました。