私の髪は私が切る!
こんにちは、あらたなです。
突然ですが、どんな人にもコンプレックスってありますよね。資本主義のこの国に住んでいれば他人と比べることが多いので、皆何かしらのコンプレックスを持っていると思います。
もちろん私にもあります。多分ですが普通の人よりも多いのではないでしょうか?
そんな私にとっての大きなコンプレックスの一部が、顔の大きさと髪の長さです。
ブログ内で何度か言っていますが、私の体は男性のものですが、心は女性寄りだと感じています。なので女性らしさや可愛らしいものに憧れの様なものがあります。
その中でも特に長い髪には凄く憧れていました。
もちろん女性でも髪の短い人はいますが、私にとって長い髪は女性の象徴の様に感じていました。
なので私もずっと自分の髪を伸ばしたいと思っていました。
ですがここで私の顔が問題になってきます。
私の顔はかなり大きいです。学生時代は基本クラス内で1番大きかったと思います。酷い時は頭の大きさであだ名をつけられたりしました。
私は体もまあまあ大きかったので、短い髪で顔の体積を小さくしたらそこまで気になりません。ですが髪を伸ばしてしまうと一気に顔が大きくなってしまいます。
それに私の顔はあまり可愛らしいタイプでは無いので、長い髪は全く似合いませんでした。
特に母は私が髪を伸ばすのを凄く嫌います。私の髪が長くなってくるとすぐに髪を切る様に進めてきます。
高校生の時は校則で髪の長さも決められていました。普通の人にとってはそこまで厳しい校則でもなかったのですが、私にとっては自由を取り上げられた様な気持ちでした。
そんな私は床屋や美容院が大嫌いでした。
私の大切な髪を切ってしまうのですから好きになれるはずがありません。それに人が苦手な私にとっては、髪を触ってくるうえに話しかけてくる人達を好きにはなれません。
なので私は床屋に行く時はいつも憂鬱でした。
とはいえ髪は伸びてしまう。
なので自分で切ることにしました!
人に切られるのは嫌ですが、自分で切るならばギリギリ我慢できます。
今では深夜に洗面台に新聞紙を敷いて、1人で鏡を見ながらハサミだけで切っています。自分では見えない後ろの髪は、手で触ってなんとなく揃えて切っています。
ハサミは10年以上前に買った、子供向け工作用のハサミを使っています。
これでも普通に切ることができます。裁ちバサミなども試しましたが、コレみたいな安物のハサミの切れ味の悪さがちょうどいいです。
30分程度で切り終えました。
今回は全体的に短くしました。後ろの髪は5cmほど短くし、横は耳が出るくらい、前は眉が出るくらいまで切りました。
次の日に母に見せましたが、満足したみたいで、自分で切っていることにいつも驚いています。
髪を切るのは意外と簡単です。
- 切る時は基本髪と平行にハサミを入れる。
- 髪をすく時はハサミを引きながら切る。
- 表面でなく内部の髪を切りたい時はハサミをほとんど開かずに切る。
- 思いっきり切り過ぎない。
これらを守れば自分で髪を切ることが出来ます。
私は自分で髪を切り始めて2年ほど、6回くらい切りましたが、最近は少し雑な1000円カットくらいの出来になりました。
時間も準備含めて40分程度で終わるので、移動時間を考えるとこっちの方が早いです。
それにお金もかかりません。
髪型を重要視している人にはオススメしませんが、適当な店で適当に切っている人は、自分で髪を切った方がいいかもしれません。
この様に私は自分で髪を切っています。今後私が床屋や美容院へ行く事は無いでしょう。
次の休みに散髪代として浮いたお金で本でも買いに行きます。
読んでくださりありがとうございました。