あらたなブログ 引きこもりの生活

対人恐怖症で引きこもっています。

携帯ショップは外出難易度中級である。ただし、パーティーに母親がいる場合裏モード突入

こんにちは、あらたなです。

 

今回の話の内容はタイトルを見れば分かると思いますが、母と携帯ショップへ行った時の話です。

 

先日、母のスマホの機種変更のために一緒に携帯ショップに行きました。最初は1人で行くと言っていたのですが、直前で

「心配だから一応付いてきて。」

と言われたので、私は仕方が無く一緒に行きました。

 

status.   現在のスマホの状況

母のスマホの現状は、AppleのIDがロックされているせいで、

  • アプリをダウンロードできない。
  • iCloudのメールの送受信が不可。
  • 設定画面で毎回、アカウントがロックされています、と何度も出てくる。
  • ロックのせいで初期化も不可能。

この様にスマホとしての機能を半分ほど失っています。

これらは全てiPhoneの購入時に設定する3つの本人確認の質問の答えが分からなくなってしまったからです。

忘れないよう必ず分かるような質問を設定するのに、それが分からなくなるなんて普通はあり得ませんよね。母はただのアンケートだと思って、適当に答えたみたいです。

 

それに5年ほど前に買ったiPhone6なので、最近はバッテリーの方にも問題が出始めました。

なのでこの機会にスマホを新規に購入する事にしました。

 

 

stage1.  説明不足

という事で、近くの携帯ショップに行きました。

店に入ってまずは母が事情を説明したのですが、そこで最初から躓きます。

母の説明だと普通の機種変更で、店員の方はデータは引き継ぐと思ったみたいです。これはマズイと思い、仕方が無く私が1から説明する羽目になりました。

店員の方に質問を忘れてアカウントロックしたという恥ずかしい事情を説明させられて、顔が真っ赤を通り越して真っ青だったと思います。マスクしていてよかった。

 

 

stage2.  暗証番号?

事情を説明した後は各種手続きをする事になりました。

そこでネットワーク暗証番号(4桁の番号)みたいなやつを聞かれたのですが、母は全く覚えていませんでした。それに各種スマホの暗証番号を書いてある紙が有るのですが、それも持っていませんでした。

普通は何が必要になるのか分かりませんので、私ならばその手の暗証番号は分かるようにしてくると思うのですが、母は違うみたいです。

 

結局母は、家まで帰って暗証番号の書いてある紙を取ってきました。

その間私は1人で店に取り残されました。

しかも母の声はかなり大きく、私達の状況は周りに筒抜けですごく恥ずかしかったです。

 

stage3.  LINEアカウント引き継ぎ

暗証番号も分かり、iPhone8を購入することを決め、本格的な手続きや本体設定の為に場所を移動する時、突然母が、

「LINEは消えないんだよね?」

と質問してきました。なので私は

「アカウントの引き継ぎの設定をすれば直ぐに戻せるよ。」

と当然のように言ったのですが、母は全く理解していませんでした。

 

急いで母のスマホを借りて調べてみたのですが、全く設定していませんでした。

急いで設定しようと思ったのですが、そのタイミングで店員の方が契約の説明に入ってしまいました。

なので私は話を聞きながら机の下で急いでアカウント引き継ぎに必要な設定をしました。

メールアドレスとパスワードを設定するくらいでしたが、話を聞きながら急いで作業するのは大変で、すごく焦りました。

ギリギリですが間に合いました。

 

stage Final.   本体設定

その後各種手続きや契約の更新を行い、やっと新しいスマホを買うことが出来ました。本体設定は家でやることにしました。

こうしてやっと家に帰れました。

本体設定やパスワード、アプリのアカウント引き継ぎに新しいアプリのダウンロードなどを全て私がやりました。

難しいことではありませんが、量が多くて大変です。母には自分で出来るようになって欲しいです。

 

 

Impression battle.  感想戦

こうしてやっと母の新しいスマホが使えるようになりました。すごく疲れました。

 

今回の件で、高齢者の方々の、スマホなどの最新機器への敷居の高さがよく分かりました。50代の母ですらスマホの事をよく分かっていないんで、それよりも高齢の方にはより分かりにくいかもしれません。

とはいえ母はもう5年近くもiPhoneを使っているので、流石に分からなすぎな気がします。

もし私が付いて行っていなかったらと思うとヒヤヒヤしました。

 

今回の一件は本当に大変で、不満もたくさんありました。

「5年もiPhoneを使っていてそんな事も出来ないのかよ」と何度も思いました。

ですがそれは個人の得意苦手の話であり、仕方の無い事です。それはちゃんと分かっています。

私が母に何かをしてあげられたことなんてほとんどないので、本当に微力ながら恩返しに近いことは出来たのかも知れません。

 

今後はこういう事をする機会が訪れないと良いです。すごく大変だったので。

 

読んでくださりありがとうございました。

 

追記.タイトルを小洒落たものにしようとしてみました。今になって少し恥ずかしいです。

センスの無さがバレないと良いのですが。