センター試験の思い出(受けてない)
こんにちは、あらたなです。
朝この文章を書き始める直前に、妹がセンター試験に向かいました。前日にしっかりと準備を終えていたので慌てずに出発しました。私の地域は雪も降らず暖かいので良い受験日和だと思います。
多くの兄、姉がこの景色を懐かしいと思うのでしょう。もちろん、大学を推薦で入ったり、就職した人もいるので、そういう人は特に思い出もないと思いますが。
一方で私は、なんか変な感じです。デジャブというか、微妙な懐かしさがあり、でも違和感もすごくあります。
私は高三の11月ごろから引きこもりになったので、センター試験は受けていません。ですがそれまでは大学受験に向けて勉強していました。
なのでセンター試験の過去問を解いたりもしていました。懐かしさはそのせいでしょう。
もう2年前になります。当時は私も最低限の受験勉強はしていました。理系の特待クラスだったので、毎日のようにセンター対策もしていました。
1番得意だったのは現代文です。センターの過去問でもいつも満点でした。それに20分くらいで全問解いていたので、古文にしっかりと時間を掛けられました。
私が思うに、センター試験の現代文は受験勉強をするよりもとにかく本を読むことが重要です。
たくさん読んで、読むスピードと読解力を付ければどんな問題でも簡単に解けます。あとは軽く漢字を覚えれば満点です。
当時の私は受験生にもかかわらず毎日2冊分くらいの小説を読んでいました。大体がライトノベルやネット小説でしたが、そういう作品の方が専門用語が多く、人間関係も複雑です。
現代文が苦手な人は、読みやすいネット小説を大量に読むことをおすすめします。
一方で英語にはすごく苦労していました。
理系でも英語はかなり重要で、センター試験だけでなく二次試験にも必要だったので、勉強しないわけにはいきませんでした。
ですが英語は中学の時から苦手で、それがずっと続いたせいで知識が全然足りませんでした。
特に英単語は全然覚えられませんでした。興味のない事柄のせいかすぐに頭の中から抜けていきます。そのせいでいつも点数が悪かったです。
あと覚えているのは化学の分野で、グルコースとか、酢酸、エタノールとかの構造式の分野です。
それまでは化学は私の得意分野で、成績もトップクラスでした。ですが構造式で躓いて、一気に赤点近くまで落ちました。
構造式は今までの化学よりも覚える要素が多く、計算の要素が少ないと感じます。そのせいで感覚や才能よりも勉強量が重要となって、勉強量の少ない私は置いていかれたのです。
とはいえセンター試験程度の問題は解けましたし、二次試験では物理で勝負する予定だったので特に気にしてはいませんでした。
なので当時はとにかく英語を勉強しろと先生にうるさく言われていました。
結局、2年前のセンター試験当日は家で蹲っていました。あの頃は特に精神が不安定で、センター試験のことなんて考える余裕も無かったです。
ですが今、受験勉強をしている妹を見ると、私の受験勉強は全然本気でなかったのだと思います。
当時を思い出しても勉強したのは学校の授業、家では特にしていませんでした。
当然です!私には大学なんてどこでも良かったのですから。将来のことなんてどうでも良い私に、受験のモチベーションが出る訳がありません。
大学に行くにはお金もかかります。県外に出るならば生活費も必要です。
今思うとセンター試験を受けなかったのは正解だったと思います。
無責任な言い分になりますが、妹にはセンター試験を頑張って欲しいです。あれだけ勉強してきたのできっと良い点が取れると思います。
センター試験は明日も続きます。天気が良い過ごしやすい日になることを願います。
読んでくださりありがとうございました。
P.S. 1日目
ちょうど今、妹が帰ってきました。今日のセンター試験は結構手応えを感じたみたいで、家の空気も明るいです。
P.S.2日目
2日目は数学Ⅱ・数学Bが難しかったみたいで、帰ってきた時はかなり機嫌が悪かったです。
ですが国語が現文古文合わせて1問しか間違えなかったみたいで、多少安心したみたいです。