イライラして部屋に胡椒を打ちまけた話
こんにちは、あらたなです。
先日イライラしてクローゼットの扉の一部を壊してしまいました。
今考えるとどうしてこんな事したんだと思いますが、感情にまかせて行動してしまう事ってありますよね。
私も今までにものを叩きつけたり、本を破いたりなど色々と訳が分からない行動をしてきました。とはいえそれぐらいならば皆さんもする事ありますよね。
ですが、今までの私の行動の中で中で唯一、全くもって意味の分からない行動をした事があります。多分私ぐらいしか経験無いんじゃないでしょうか?
あれは確か中学2年生くらいの時、部活関係でストレスが最高潮の状態で家に帰りました。
家には誰もいませんでしたので、自分の部屋で思いっきり暴れまわりました。本をばら撒いたり、壁を蹴ったり。
そして何を思ったのか一階のキッチンへ向かいました。そこで味付け用の塩コショウ(300ml位のやつ)を手に取ると自室へ戻り、
フタを開けて思いっきり打ちまけました。
一瞬で部屋の空気は茶色く濁り、胡椒のいい香りが立ち込めました。比喩じゃなくて本気でしょっぱい空気でした。胡椒だからかくしゃみや鼻水も出てきたりと、部屋全体が一大事でした。
しかも打ちまけた瞬間にとてつもない後悔が襲ってきました。
イライラやストレスは一瞬で何処かに行って、ただひたすらに片付けました。
母にバレたら不味いのでもう一心不乱に片付けました。布団などの布用品が無かったのは本当に助かりましたが、フローリングの隙間や窓のレールなどの掃除し難い所にもびっしりと塩胡椒がかかっていました。
本当に意味が分かりませんよね。わざわざ一階に塩胡椒を取りに行くあたりが面白過ぎます。
たしか粉塵爆発とかを狙っていたのだと思います。小麦粉がどこにあるのか分からなかったので、軽そうなイメージの胡椒を使ったのだと思います。実際には胡椒も無かったので塩胡椒ですが。
今は流石に残っていませんが、窓のレール部分には数年単位で塩胡椒が残り続けていました。大掃除の時には部屋の隅から大量に塩胡椒が出てきたのが印象的でした。
お酒も無しであんな馬鹿げた事をするなんて逆に凄くないですか?
あれから一度も塩胡椒を打ちまけた事はありません。今後も多分しないと思います。扉は壊しましたが。
皆さんはやらないと思いますが、どれだけイライラしても塩胡椒には絶対に手を出さないでください。絶対に後悔します。やった私が保証します。
読んでくださりありがとうございました。
イライラしてやった。後悔は...
こんにちは、あらたなです。
今日色々あってすごくイライラしていました。
それで自分の部屋のクローゼットの扉を蹴り続けまくりました。その結果、
壊れました。
正しく言えば壊しました。
窪みのところには元々キャスターがついていたのですが、いつのまにかどこかに行ってしまいました。
一応問題なく使えます。
ちなみにですが、多少ストレスは発散出来ました。
私はイライラすると物に当たるタイプの人間で、今までも教科書を引き裂いたり部屋を滅茶苦茶にした事があったのですが、今回はやり過ぎました。
一応後悔しています。
素面の状態ですらこうなのですから、私はお酒を飲んではいけないと実感しています。
読んでくださりありがとうございました。
自殺未遂で入院した話
こんにちは、あらたなです。
少し前に個人的な話はブログにしないようにすると書いたのですが、それを読んでくれている人もいるみたいなので、今まで通り書きたいことを書いていきます。
今回はかなり暗い話なので気をつけてください。
11月になって本格的に寒いという言葉が似合う様になってきました。この時期になると2年前、高校3年生の時のことを思い出します。
その頃の私は受験に向けて勉強の毎日でした。ですが、私は勉強があまり苦ではなく、受験へのストレスは特にありませんでした。
ですがそれ以外の多くのことでストレスが少しずつ溜まっていきました。人間関係や性別、人生への不安などで心が圧迫されていくのを感じていました。
そんな中でついに心が折れました。
学校へ行こうとしても動けなくなり、電車に乗れば酷い吐き気に襲われました。ストレスからか毎朝腹痛もおきて、あれから学校へは行っていません。
それからは外どころか自分の部屋からも出られなくなりました。暗い部屋の中で何もしない毎日です。
そうなると次に考えたのが自殺についてです。私は自分が死ぬことへの心残りや、生きたいという気持ちはありませんでした。
ですが自殺する時の痛みや死への本能的な恐怖はどうしてもあって、自殺しきれない、怖くなって途中でやめてしまう事ばかりでした。
私の場合は首吊りをしようと思っていました。苦しくないと聞いていたのですが、私がやろうとした時は毎回すごく苦しかったです。
死にたくても死ねない、みたいな気持ちでした。
ちなみにその頃の自分のストレス解消方法が自分の首を両手で締める、というものでした。
リストカットと違って本気で死を感じられます。苦しくなって吐くと同時にストレスも吐き出せている感じがしました。
そしてついに自殺が成功しそうになりました。朝6時頃だったはずです。その時も首吊りで苦しい中で我慢して、意識が落ちそうになった時、突然私の部屋に両親が飛び込んできました。苦しくて暴れた時の音で気がついたのだと思います。
ほとんど憶えていませんが、確か無理矢理助けられて、そのあと両親に説教されました。
その時私は本気でイライラしていました。勝手に自殺を止められてふざけるなと思いました。
両親は私が自殺しようとした事を怒っていましたが、それもおかしな事です。自分の命は自分のものなのにどうして自殺を辞めさせる権利があるのか、と感じていました。
そんな感じで話が並行線で続いていって、最終的に父が無理矢理私を病院へ連れていきました。
病院では精神科医の先生に色々と質問されて、話をしていくうちに入院させられることになりました。
私は入院したくありませんでした。第一私は入院は絶対にしないという条件を親と交わして病院へ行く事を了承したのに、無理矢理入院ですよ。
先生からは一応本人の了承がなければ入院はしないとは言っていたのですが、実際には強制的に入院させる事もできると言われました。
両親と先生の圧力で入院すると言わされました。冤罪が起きる理由がよくわかりましたね。やってなくてもやったって言っちゃいますよ!
こうして無理矢理入院、しかも個室じゃなくて4人部屋です。人が近くにいるだけでストレスを多く感じる私が、寝る時すら1人になれないなんて地獄ですよ。
入院生活は何もありませんでした。不便なだけで何もせず、誰とも関わらずに過ごしました。入院している人とのレクリエーションみたいなものもあったのですが、全てサボりました。
そんな生活ですが、入院はすぐに終わりました。
私は、まともなフリは得意です。なにせ10年以上ずっとまともなフリをしていました。相手は精神科医でかなり厳しかったですが、会話はいつも通りを心掛けました。
心理テストもいくつかしたのですが、それも想定済みでした。ネットや本で出来る限り予習をして自分の答えをコントロールしました。入院最終日に心理テストの結果を教えてもらったのですが、自分の望んだ結果にかなり近かったです。
全ては入院を早く終えるためです。あの生活は耐えられませんでした。
その結果、2ヶ月を予定していた入院は2週間で終わりました。帰れると聞いた時は人生で一番嬉しかったです。
こうして家に帰ってきた後から約2年間、引きこもりニートを続けて今にいたるという訳です。死のうとした私を止めて生きているだけで良いと言われたのを守っています。
とにかくもう一生入院したくはありません。
私の思い出語りでした。
読んでくださりありがとうございました。
遊戯王シャドーボックス 光霊使いライラ
こんにちは、あらたなです。
今回のシャドーボックスは遊戯王の「光霊使いライラ」を作りました。今回は7枚で作っています。
今までの作品とは一段違う作品ができたと思います。今まで以上に細かく、丁寧に切ったので、すごく綺麗に出来ました。
切り残しや切り口の白い部分などはほとんど見えません。写真写りは悪いですが、折り曲げることで出来た光沢がちょうどいい具合にでていて、ツヤ出しのスプレーなどを使わなくても問題ないと思います。
特に自信があるのは右腕の辺りです。
腕がちゃんと袖の中から出ているように見えますし、杖を握る手にも違和感はありません。
袖の部分のパーツをかなり曲げて、袖の内部に空間を作ったことでリアルな立体感が出来ました。いつも通りのやり方では上手くいかなかったので、両腕は胴体とは別に手首と袖を完成させ、その後つけています。
杖の左右に付いている、先に毛の付いた鎖のところも個人的に満足のいく出来になりました。
細くて切るのが難しいのも勿論ですが、一番大変だったのは接着です。
構図出来にはかなり手前に来ているので高くしなければいけないのですが、土台を作るにはパーツ自体が小さすぎます。右側は袖に重なっているのでまだなんとかなりますが、左側は7枚では確実に足りません。
なので杖の輪っかと重なる部分のみで支えなければいけないのですが、重なっている部分が小さすぎて支えられませんでした。
なので出来る限り鎖部分を軽くするためにカッターでカードを剥がした後、鉋がけのようにカッターでギリギリまで薄くしました。力をかけると破れてしまうので難しかったですが、なんとか綺麗にくっついてくれました。
髪の毛にも今まで以上に拘りました。
写真だと分かりずらいと思いますが、今回は髪の毛を3段に分けて作って立体感を出しました。少し前髪が浮いている気がしなくもありませんが、そこまで違和感はありません。
細かい作業が必要ですが、やって良かったです。
一方で改善点は顔、具体的には目と口です。
今までは薄く切った目のパーツを貼り付けて少し盛り上げていたのですが今回はしませんでした。
実際の人間の目は、目の中心は少し前に出ていますが、実際には顔の皮の内側から出ています。そう考えると目だけを前に出すのはおかしいですよね。
なのでリアルに作るならば、顔の土台に目をつけて、その上から目を(今回は口も)くり抜いたマスクの様なパーツをその上からつける必要があります。
実際にやってみたのですが、どうしても汚くなってしまい、最終的に諦めました。
レジンなどを使うという手もありますが、カードだけで作りたいですし、目が飛び出してしまうことも改善しません。何か考える必要があります。
他にも髪の毛の細かいところの切り残しや、迫力不足、あとは作るのに時間がかかり過ぎるなど、まだまだ沢山の問題があります。
ですが最初と比べると見違えるくらい上手になったと自負しています。
作る事自体が楽しいので、これからも作り続けていきます。
現在は知り合いに頼まれたものを作っています。ディズニーの物なので著作権が厳しいのでブログには載せませんが。
読んでくださりありがとうございました。
スランプでブログが書けない10月
こんにちは、あらたなです。
毎月おこなっている1ヶ月の振り返り、反省会なのですが、今月は今までの中で最悪でした。
ブログ5ヶ月目で初めてのスランプです。
まずは今月のアクセス数についてみていきます。
今月のアクセス数は578でした。これはブログを始めて1ヶ月目のアクセス数と同じくらいで、かなり悪い数字です。
先月は2000以上いっていたので、今月は4分の1程度になってしまいました。
どうしてこれほどアクセス数が落ちてしまったのか?
その理由はブログの更新の頻度が一気に落ちてしまったからです。
先月まではほとんど毎日ブログを更新していました。多い日には1日に2つ記事を書いていました。
ですが今月、7日の更新を最後にほとんどブログを書けていません。その後の23日の間に6回しか更新していません。
ブログを書けなかった理由、書かなかった理由はいくつかあります。
ブログのネタが無かったり、他の事に気をとられていたり、モチベーションが上がらなかったり。
その中でも1番は自分のブログの内容に不満を持ち始めたからです。
今までの私のブログは日記のように自分の日常について書いていました。
料理やシャドーボックス についての記事は、個人的な事ですが自分の趣味についてに定期的に書いているのでまだ良いのですが、それ以外の記事はほとんどが日記みたいなものです。
なので特に伝えたい情報なんてありません。
毎日のアクセス数稼ぎのために書いているだけでした。なので日が経ってしまうと全く読まれなくなっています。
それに気がついてからは、何を書いても独りよがりの内容に思えてしまいます。今この記事を書いていても、自分の伝えたいことは伝わらないんじゃないか? こんな話は面白くないんじゃないか?っと思えてしまいます。
普通に考えて私の日常を知りたい人なんていません。芸能人ならばまだしも引きこもりのニートなんですから、日記では意味がありません。
そう考えて、書いては消してを繰り返しているうちに、時間も自信もモチベーションも無くなっていきました。
ですが明日から11月、気持ちを切り替えるには丁度いいタイミングです。
毎日更新とはいきませんが、ブログの量を増やすと共に、今後は出来る限り多くの人が知りたい、読みたいと思ってくれるような内容のブログを書いていこうと思います。
個人的に頑張りたいシャドーボックス などの創作物や、今まで経験してきた強烈な経験などを中心にして、どうでもいい記事は書かないようにするつもりです。
それと並行して今まで書いてきた記事の一部を書き直すつもりです。昔書いた内容では文字数も少なく文自体も分かりにくくて面白くありません。
いまだにスランプ状態だと感じていますが、どうにか粘ってブログを頑張っていきます。
読んでくださりありがとうございました。
紅玉の三角アップルパイ を作りました!
こんにちは、あらたなです。
もうすっかり秋になりました。
この時期になるとスーパーに私の好きな紅玉が並ぶようになりました。紅玉とはこの時期が旬のリンゴのことで、普通のリンゴよりも酸味が強くてサッパリとしています。
今回はこの紅玉を使ってアップルパイを作りました。今回は小さめの三角パイです。
材料
- パイシート(長方形4枚入り) 1袋
- 紅玉 2個
- 砂糖 大さじ4
- レモン汁 小さじ1
- シナモン 適量
- バター 10g
- 卵黄 1個
パイシートは半分に切って使うのでこの量で8個出来ます。
シナモンは好みが分かれるので味見しながらお好みで入れてください。
作り方
1. リンゴの皮を剥き、小さめに切っていきます。私の場合は8当分した後に5つになるように切っています。
2. フライパンを火にかけバターをとかし、リンゴを入れます。強火でサッと炒めたら砂糖、シナモン、レモン汁を入れてください。
後でオーブンで焼くので、柔らかくなりすぎないようにしましょう。
3. 長方形のパイ生地を取り出し正方形になるように切ってください。冷凍庫から出したばかりで固い場合は10分ほど室温で置いておけばちょうど良くなると思います。
4. リンゴをパイ生地で包んでいきます。
写真くらいの量のリンゴを入れてパイ生地を半分に折り、パイ生地を伸ばしながら縁同士をくっつけてください。
パイ生地は結構伸びるので意外と多くのリンゴが入ります。パイ生地は破れてないように気をつけながら、出来るだけ多く入れてみてください。
この時縁が完全にくっついていなくても良いです。なんとなく形になってたら問題ありません。
包めたものはオーブンのトレイにクッキングシートを敷き、その上に乗せてください。
5. パイの縁を写真のようにフォークを押し当てて生地をくっつけてください。次にパイの片面にフォークで軽く穴を開けてください。
その後卵黄をパイの表面に塗ってください。こうすることで焼き上がった時にツヤが出ます。
6. オーブンで焼いていきます。
200度で予熱したオーブンで10分、その後180度で約10分、表面に焼き色がつくようにまで焼いてください。焼き色がついたら完成です。
コツ、注意点
- リンゴは大きく切りすぎるとパイの中に上手く入りません。少し小さめに切ってください。
- パイ生地は破れてしまっても簡単にくっつくので慌てる必要はありません。
- リンゴが多くてパイがの縁が閉じきらない場合もありますが、多少の隙間なら開いてても問題ありません。
- 味付けたリンゴは基本余ると思いますが、そのまま食べても美味しいです。私のおすすめではヨーグルトに入れて食べると美味しいです。
- ジャムの代わりとして紅茶に入れても美味しいです。
まとめ
今回の出来は90点です。
リンゴの甘さと酸味、そしてシナモンの香りが食欲をかき立てます。このアップルパイは普通のものに比べて特に酸味が強く、本当に何個でも食べられる美味しさです。
それにアップルパイは温かい方が美味しいイメージですがこのアップルパイは酸味と甘みのバランスが良く、冷蔵庫で冷やしてから食べてもすごく美味しいです。
また、パイで完全に包まれているので、外に持っていくこともできます。学生時代はよくデザートや軽食としてよく学校に持って行っていました。
紅玉はこの時期にしか無いので、スーパーで見かけたら是非買ってみてください。そのまま食べても美味しいです。
アップルパイも簡単に出来るので、美味しそうと思ってくれた方は作ってみてください。包むところは難しそうに感じるかもしれませんが、一度やってみると案外簡単にできます。
読んでくださりありがとうございました。
歌川広重「上野清水堂不忍池」のシャドーボックス を作りました!
こんにちは、あらたなです。
今回の記事も自分の作ったシャドーボックスの紹介です。
今回のシャドーボックスは、
歌川広重の「上野清水堂不忍池」を作りました!
今作は5枚で作りました。
今回の作品は自分の力を出しきれない作品になってしまいました。
後ろの木々の葉はかなり適当に切っています。
あまり桜や家、人々の部分など、細部の立体感がほとんど出ていません。
それに全体的にあまり工夫がなく、面白みの無い作品になってしまいました。
これらの原因の多くはカードの枚数にあります。
同じカードがもっと多くあれば、細かいパーツを足せましたし、後ろの細かい木々にも挑戦できました。道路も角度がつけられました。他にもたくさんの案を考えていました。
特にやりたかったのは、1番手前の桜並木です。
今回は右下の桜を一枚で作ってしまいましたが、本当ならば一本一本分けて作るはずでした。桜は明確な線で分けられてはいませんが、幹の位置からなんとなく形は分かります。それに合わせて切るつもりでしたが、どうしてもカードが足りず、出来ませんでした。
逆に唯一満足出来たのは清水寺の柱と手すり部分です。
細いパーツが多かったですが、少ない枚数で効果的に立体感を出せたと思います。舞台の人々との違和感も無く、リアルな風景画を再現出来たと思っています。
ですがこれも、もっと枚数があればより立体的かつリアルに出来たと思います。
あと2枚、同じカードがあればこの数段上の作品に出来たと思っています。しかし今回は父が買ってきたポストカードなのでどうしようもありませんでした。
なので作品自体には満足していません。
ですがこの作品はとてもいい経験になりました。
今までは遊戯王カードなどのトレーディングカードゲームで作っていましたが、今回は初めて風景画のポストカードで作りました。
なので今まで作ってきた作品とはかなり違いがあります。
一つ目の違いはカード自体の材質です。
同じ紙で出来ていても硬さや厚み、表面の食感がかなり違います。ポストカードの方が柔らかくて切りやすいです。それに簡単に曲げられます。
一方で遊戯王カードは硬くて切りにくいですが、細かいパーツを切りやすいです。
ポストカードのような柔らかいカードの場合、小さく細いパーツを切ると直ぐにへなってしまいます。ですが硬いカードならば小さくてもかなり丈夫です。
他にも表面の加工にも違いがありました。遊戯王カードなどは表面にしっかりとした加工がされているので、よっぽどの事が無ければ何も起きません。
ですがポストカードの場合は少し力加減をミスると、表面がめくれたり、シワが出来たりしてしまいます。
これらの違いは大きめのパーツを切り時には気になりませんが、小さなパーツを切る時は大きな差になります。特にカードの表面がめくれる事はよくある上に、結構気になるので注意が必要です。
硬くて切るのが大変ですが、私的には遊戯王カードの方が材質的にはシャドーボックスに適していると感じました。
二つ目の違いは、絵の構成の違いです。
基本的に遊戯王などのトレーディングカードは主役のキャラクターが中央に在って、周りはそれを邪魔しない程度にしか描かれていません。
なのでシャドーボックスでも、メインのキャラクターを前に出し、それを中心として周りを添える感じで作っていました。
ですが今回の絵は風景画なので、川があって木が並び、道路に人がいてメインの清水寺があってその手前に桜並木があります。
また、メインであるはずの清水の舞台がかなり端に描かれているので、左右の立体感に大きな差が出来てしまいます。
このような絵でシャドーボックスを作った事がなかったのでかなり戸惑いました。
幸か不幸か、今回は枚数が少ないせいでやれる事が少なく、そのおかげであまり迷わずに作れました。
三つ目の違いは絵のタッチの違いです。
今までの絵は全て輪郭がハッキリとしていました。なのでどこを切れば良いのかが簡単に分かります。
ですが今回の絵は水彩画のせいでかなり適当な形で描かれています。木の葉は点々で描かれていますし、人々もなんとなくの形で描かれています。
水彩画としてはこの描き方で正しいのでしょうが、シャドーボックスとしてはかなり厄介です。
人の方は可能な限り細く切りましたが、木の葉には流石に手を出せませんでした。
このように今回の絵は今までの絵とはかなり違ってすごく難しかったです。慣れもあるでしょうが、私は今までの様な絵の方がやり易く、作品自体としても好きです。
ですが、今回のような色々なものがある絵の方が、一体だけの絵よりもシャドーボックスらしいとも感じました。
今後はまた遊戯王カードなどを中心に作っていきますが、機会があればまた風景画のシャドーボックスも作ろうと思います。
読んでくださいありがとうございました。