あらたなブログ 引きこもりの生活

対人恐怖症で引きこもっています。

引きこもりの自殺 止めるには

こんにちは、あらたな です。

 

最近引きこもりの起こした事件がニュースで取り上げられていました。

私も引きこもりの一人なので人ごとではありません。

ですが私自身は犯罪の加害者になった事も被害者になった事も無いので、その事件について私が話せる事は少ないです。

 

そこで今回は私が多少経験した引きこもりの自殺について書こうと思います。

といっても、自分は止められた側しか経験した事がないので一方的な意見だと思います。

 

目次

  •  引きこもる原因について
  • 私自身の例
  • 引きこもりの自殺の可能性
  • 自分の自殺を止めるには
  • 最後に   引きこもりは悪なのか

 

 

引きこもる原因とは

引きこもる原因は大雑把に分けて自分主体の問題か、周囲による問題かの二つに分かれます。

この分け方の差は環境を変えた時、例えば転校や転職、引っ越しなどをすれば解決するかどうかだと思っています。

 

一方で自分主体の問題とは環境を変えても解決しない状態のことです。もちろん最初の原因は環境のせいかもしれませんが、悪化して自分主体の問題になる事も多いです。

 

自分主体と書くとなんだか引きこもっている本人が悪いという印象を持ってしまうかもしれませんが、そんな事はありません。

引きこもってしまった人それぞれに、そうなってしまった重く深い理由があります。

 

私自身の場合

私の場合、小さい頃から自分の性別に違和感を感じていて、それが原因で人と接するのが嫌いでした。

その事を隠しながら生活するのにも疲れ、いつしか対人恐怖症になりました。

そんな状態で高校まで通っていた結果、人生に価値を見出せなくなりました。

実際私は中学生の頃から大学を卒業したら死のうと考えていました。

そして少しずつ無気力になり、最終的には学校へ行かなくなりました。

 

 

引きこもりの自殺の可能性

引きこもってしまうほどの問題を抱えている人が自殺を考えるのは自然な事だと思います。

自殺には、突発的な自殺と計画的な自殺の2種類があります。

突発的な場合、一度に大きな苦しみを受け、その苦しみから解放されるために行います。

一方、計画的な場合、長年にわたってストレスを感じ続けた結果、やはりそれに耐えられなくなり、命を絶ってしまいます。

 

引きこもりの人の場合、一度に大きなストレスを感じることは少ないので、後者の方が多いと思います。

 

 

自分の自殺を止めるに

ではストレスを感じ続けて自殺を考えてしまった時どうすればいいのか?

私は心理学などは全く勉強した事がないので、

自分の経験から話します。

 

生きる理由を考える

 

これが私には一番効果がありました。

生きる理由、言い換えると死なない事への言い訳を作るのです。

私の場合、好きな小説が◯月✖️日に発売されるからそれまでは生きていよう。

来週の日曜日からゲームのイベントだからそれまでは生きていよう。

と死ぬ日を理由をつけて決め続けるのです。

これを続けていくといつのまにか長い間生きています。

自分が死ぬ事が分かっていれば、今すぐに死ぬ必要がない事が分かってきます。

同じような理由で、自殺の道具を準備しておくというのもいいかもしれません。

本当に辛い時は 今すぐ死ななきゃ! という強迫観念に駆られる時があります。

ですがすぐに死ねるだけの準備をしておけば、やはり今すぐに死ぬ必要は無いと思えるはずです。

私はこの方法で一年以上も生きています。

特に計画的な自殺に対しては一定の効果があると思います。

 

この方法を知ると本当は自殺する気は無いんじゃ無いか、と思う人もいるかもしれません。

しかしそれは間違っています。

死にたいという気持ちと死にたく無いと思う気持ちがぶつかり合い、死にたいと思う気持ちが勝ってしまった時、一時的に自殺を思いとどまる為の方法なのです。

 

なのでこの方法を使っても根本的な解決にはなりません。

私は毎晩自分がいつ死ぬのかを悩み続け、その度に何とか理由を見つけて死ぬのを我慢しています。それは本当に辛いです。

私はこの方法に頼り切ってしまいましたが、この方法は一時的な時間稼ぎに使ってください。

 

また、この方法を実行した時、どう感じるかは人それぞれだと思います。

もし自分の思考がヤバイ方へ向かっていると感じたらすぐにやめて下さい。

 

それでは時間を稼いだ後、自殺を止めるにはどうすればいいのか?

それにはやはりストレスの原因を根本的に解決しなければなりません。

 

では、どうやって解決すればいいのか?

 

 

残念ながら私には見当もつきません。

分かればとっくに引きこもり止めています。

事実私は突発的に自殺を図り、それを両親によって強制的に止められました。

カウンセリングも受けましたが効果ありませんでした。

人それぞれ問題も解決方法も違うので自分に合った方法で自殺の原因を解決しなければなりません。

 

解決する方法を見つけるのはとても難しいです。もしかしたらそんな方法ないのかもしれません。

本当に死ぬしか無い、そんな人がいないとは私には言えません。( 自分の事をそう思ってます )

 

 

最後に    引きこもりは悪なのか?

引きこもってる人に対して心が弱い、根性がない、という目で見ている人もいるでしょう。

しかし、一つの出来事にどんな感情を抱くか、どれだけの苦痛を感じるかは人それぞれです。

もし辛そうな人がいた時、手を伸ばせなくても仕方がないですが、その人を攻撃する事だけは絶対にやめてください。

 

 

長い文になりましたが、読んでくださりありがとうございました。