消えたサッカー友達「ユウ君」の話 - あらたなブログ引きこもりの生活

こんにちは、あらたなです。

コロナウイルスのせいで外出自粛の日が続いています。皆さんもそろそろ行きたい場所や会いたい人への想いが強くなってきた頃では無いでしょうか？

私自身は引きこもりの現状のせいで、会いたく無い人がほとんどです。仲の良かった友達や、親戚などとも出来る限り会いたくありません。なので外出しない、会わない口実ができている現在は意外と都合がいいです。

そんな私ですが、今週のお題の「会いたい人」をみて少し思い出した人がいます。それが子供の頃に公園でサッカーをした「ユウ君」です。

今回はユウ君との思い出？について少し書いていきます。

ユウ君は小学校の3年生か4年生の6月くらいに、家の近くの公園でよく遊んだ友達です。苗字は知りませんし、名前もユウではなく「ユウキ」とか「ユウタ」の様な名前だった気がします。年齢は同じくらいで、多分違う学校に通っていました。彼とは1ヶ月間くらいの間、毎日のようにサッカーをして遊びました。

私は小さい時からちょっとした町のサッカークラブに通っていたので、その当時はサッカーがかなり上手でした。小学校の同級生では1番だったかもしれません。

ですがユウ君はそんな私よりもサッカーが上手で、基本的に私は教わる側でした。初めて会った時も、お互いに一人でサッカーしていた時に彼の方が声を掛けてくれて、簡単な勝負をして負けてしまい、それから仲良くなりました。

当時はあまり考えませんでしたが、今思いだすとかなり上手でした。もしかしたらプロチームのジュニアクラブなどに入っていたのかもしれません。

ユウ君と仲良くなってからは学校が終わると毎日のように公園に行って、一緒にサッカーをしました。学校のない日はお昼から夕方までずっとボールを追いかけ回しました。お互いのことはあまり話しませんでしたし、サッカー以外のことはほとんどしなかったので、親友という感じではありませんでしたが、それでも私にとっての大切な友達でした。

そんなユウ君がいきなり公園に来なくなったのは、遊び始めてから1ヶ月が経った頃です。遊ぶ約束をしていたわけでは無いので、最初は用があって来れないだけだと思いましたが、3日連続で来なくなった頃にはもう来ないのだと思いました。

それからもたまに公園に行ったりもしたのですが、あれからユウ君を一度も見ていません。

私の方も小学校のクラブ活動が始まって、その公園に行く機会が無くなり、自然とユウ君のことは忘れてしまいました。

なぜ突然来なくなってしまったのか？それは今でも分かりません。

喧嘩をした記憶もありませんし、家庭の事情があるようにも見えませんでした。ドラマのように、転校を隠している、という感じもありませんでした。

クラブ活動が私たちの学校よりも早く始まったのかとも思うましたが、流石に土日には来れたはずです。

もしかしたら、単に私と遊ぶのが飽きただけかもしれません。

今更会えたところでどうしようもない事ですし、突然会えなくなった事を恨んでいる訳でもありません。単に不思議なこともあったと思い出しただけです。

ただ、もし過去に戻ることが出来たら、また彼とサッカーをしたいとは思っています。

読んでくださりありがとうございました。