悪意があった訳じゃない
こんにちは、あらたなです。
先日ブログで嫌な渾名を付けられた時の話をしていました。
ですが似たような事でいじめ問題に発展しかけた事があったと思い出したので書いていこうと思います。
私は小、中学校でいじめの被害者と加害者の両方の立場を経験した事があります。
いじめられた時は、小学生の時です。数人からでしたが暴力を振るわれました。幸いだったのはお互いの親がすぐに介入していじめがすぐに止んだ事です。
小さい時なのであまり覚えていませんが、多分凄くホッとしたと思います。
そしていじめた方、これが今回の話のいじめです。
立場的には私が加害者の1人、そして同級生(A)が被害者です。
とは言っても私たちはいじめているつもりは全くありませんでした。もちろん暴言を言ったり暴力を振るったりはしていません。
私たちがしたことはAを渾名で呼んだだけです。しかも悪意のある渾名ではありませんでした。前にAが少し面白いことを言ったので、それを渾名にしただけです。
ほとんどの人はその名で呼ばれても嫌な思いはしないと思います。むしろ何人かは喜ぶんじゃないでしょうか。
多くの人が何も問題ないだろうと思って言っていました。
なのでAが休んで、しかも私たちが教師に呼び出されていじめだと怒られたのには納得できませんでした。
A自身も私や他の数人を渾名で読んでいました。しかも私の渾名は身体的特徴からくるもので、Aの渾名よりもよっぽど悪質です。
お前だって私のことを渾名で呼んでたじゃん、と心の中でみんな思っていたと思います。
今冷静に、客観的に考えてもあれがいじめだとは思いません。むしろあの時は私の方がよっぽどAから渾名でいじめられていました。
ですが、この前書いた自分のことを踏まえると私も知らぬうちにAの触れられたくないところに踏み込んでしまったのかもしれません。
前に「いじめられている側がいじめだと思ったらそれはいじめ」みたいな事を言っている人がいました。
極論な気もしますが、相手がどんな事でどれだけ傷つくかは分かりません。大丈夫だろうと思っていてもいじめになってしまう可能性があります。
本当に人付き合いって面倒ですよね。やっぱり1人が一番だと再確認しました。
皆さんも誰かと話したり、何かする時は細心の注意を払ってください。いじめているかもしれません。
読んでくださりありがとうございました。